酢そのものよりも合わせ酢の方が料理に便利

“酢を料理に使うときは、米酢や穀物酢をそのまま使うよりも合わせ酢として使った方が家庭料理に取り入れやすいです。
米酢や穀物酢をそのまま家庭料理に使うと酸っぱさが強調されてしまいます。しかし、砂糖・塩・醤油・かつお節などを混ぜ合わせた合わせ酢なら、調味料によって酸っぱさが和らぎ、家庭料理に取り入れやすくなるのです。
合わせ酢といっても、二杯酢・三杯酢・土佐酢・甘酢などさまざまな種類があります。家庭料理にあわせて使用する合わせ酢を変えてください。
基本的な調味料となるのが三杯酢です。酢の物を作るときには三杯酢を使うことが一般的です。
三杯酢とは、酢・砂糖・醤油を混ぜ合わせたものです。酢大さじ3、砂糖大さじ2、醤油大さじ1ていどの割合で混ぜ合わせます。
簡単に作れる酢の物が、わかめときゅうりの酢の物です。きゅうりは小口切りにして、塩をまぶしてしばらく置いてから水気をよく絞ります。わかめは食べやすい大きさにカットします。合わせ酢、きゅうり、わかめを混ぜ合わせればできあがりです。